空想独立国家

ブロックチェーンでdecentralizedな社会を実現したい。

関心テーマのまとめ① BI、ブロックチェーン、労働からの解放

time 2015/07/14

最近いくつかの著作を読む中で、自分の関心事が固まってきたので、テーマを列挙しておきたいと思う。ブログでは下のテーマに関することを順不同かつ複合的に考えていきたいと思っている。

  • ①ベーシックインカム
  • ②自律分散型組織・ブロックチェーン
  • ③労働からの解放、労働のロボット化
  • ④無人政府・自動政府、官僚制の超克
  • ⑤委任伝播投票、間接民主制の超克
  • ⑥利子なき貨幣、定常経済論
  • ⑦土地の社会化
  • ⑧海上都市・独立国家

<簡単なコメント>

①ベーシックインカム

オランダで実験が行われるニュースがあったように、着々と認知が進み、大きな潮流になっていってることを感じる。しかし、官僚制の利害と真っ向からぶつかるために、どれだけ合理的であっても実現への道のりは険しいものとなるだろう。自由主義に基づく社会を設計する上で必須のパーツだと思うので、当ブログでもささやかながら実現へのアイディアを考え続けたいと思う。

②自律分散型組織・ブロックチェーン

ビットコインが切り開いた自律分散型組織のアイディアは、21世紀で最重要の発明となるのではないだろうか。これまでは、「顔の見える間柄での信頼に基づく意思決定・取引」と「信頼できる中央集権的権力を背景とした、顔の見えない間柄でも成り立つ意思決定・取引」しかなかったのが、「中央集権的権力なしに、顔の見えない間柄でも成り立つ意思決定・取引」が成立し得る(ビザンチン将軍問題の解決)ということの歴史的重要性はどれだけ強調してもし過ぎることはない。技術的にはまだまだ不完全な部分もあるんだろうが、発明というのはそんなことができるんだとみんなが気付いた瞬間に一気に花開くものでもあるので、問題を克服するアイディアはこれからどんどん生まれてくると思う。僕も何らかの形でこの新しい流れに関わってみたいと思っている。

③労働からの解放、労働のロボット化

科学技術の発展に伴い、ロボット(インターネット含む)の活動領域が広まるにつれ、機械に仕事を奪われるのではないかという懸念が強まっている。だが、ロボットによる生産性の向上は社会全体にとっては有用であるため、本質は再配分の問題だ。そこで、ベーシックインカムを導入することで、仕事を奪われる心配なしにロボット化の恩恵を受けられると基本的に考えている。社会の生産性向上にとっては、少々の怠け者が仕事をしないというのは問題にならないだろう。

この場合の労働というのは、ハンナ・アーレントの「活動」「仕事」「労働」の三分類に基づいている。「労働」とは必要を満たすための行為を言うので、一般的な言葉では「生きるために仕方なくする仕事」という感じだろうか。ハンナ・アーレントは古代ギリシャのポリス政治を理想とし、「政治=ポリス=活動」と「経済=オイコス=労働」を切り分けた。ロボットをその語源に則り「労働する奴隷」として活用することで、ハンナ・アーレントが夢見た古代政治を復活させ、近代の政治が経済に奉仕するだけの存在に陥っていることを覆せるのではないか。そして、労働から解放された人間がすべきことは「活動」であることになるが、「活動」は政治や芸術などの、人が人に影響を与える行為を言う。アーレントは政治を一番重く見ているが、僕としては真善美の追求と広くとらえても良いのではないかと思う。真=科学技術研究、善=政治・哲学、美=文化・芸術といった感じだ。反復的、定型的なことは次々とロボットに任せて、人間は真善美の追求に時間と金とエネルギーを注ぎ込む、というのが僕の理想とする社会のあり方だ。

 

(続く)

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